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今、地球環境への配慮は建築においても欠かせないものとなり、モノを永く、大事に扱うことが大切な時代になりました。
建築もメンテナンスも行いながら永く使い、資源を無駄使いせず、廃棄物を出さないことが環境悪化への大きな歯止めとなります。
メンタル21防水工法は、信頼性の高い改質アスファルトをベースに開発された改質アスファルトルーフィングによるトーチ工法です。
従来型のアスファルト防水熱工法に比べ、施工に要する材料や工具類の数が少なく、また煙りや臭気も大幅に少ないなど、都市部での防水施工に大きなアドバンテージを有します。
ここに、新築及び改修工事を対象とした使用を整備いたしました。
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ルーフィングの重ね部をトーチバーナーで熱融着するので、水密性の高い一体化された防水層が作れます。
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合成繊維不織布と改質アスファルトから作られたルーフィングは高強度・高伸度を有し、下地のムーブメントにもよく追従します。
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SBS改質アスファルトを採用したルーフィングは、耐候性に優れ、寒冷地から温暖地まで、幅広い地域で使用できます。省力化、工期の短縮が図れる単層又は2層工法であるため、従来の積層工法に比べて施工性が向上します。
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合理化された工場で生産された均質なルーフィング類により、厚さ4mm以上の防水層を作るので、耐外傷性に優れています。
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ルーフィングの重ね部をトーチバーナーで熱融着するので、水密性の高い一体化された防水層が作れます。
防水下地のチェックポイント
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- 勾配は規定通りになっているか、水溜り部分がないか。
- 勾配は規定通りになっているか、水溜り部分がないか。
- 表面は平滑になっているか。
- ジャンカ等の不良部分及び突起物がないか。
レイタンス等の脆弱部分がないか。 - 出入隅部分の形状は規定通りになっているか。
入隅部は直角とする。
出隅部は小面取りとする。 - ルーフドレンの種別は防水工法にあっているか。
- ルーフドレンの取付け位置は適切か。
- 下地の乾燥は十分か。
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- 勾配は規定通りになっているか、水溜り部分がないか。
- 継ぎ手部分に段差が生じてないか。
- 継ぎ手目地部分の充てんモルタルが浮いてないか。
- パネル類に欠損部分がないか。
取付けボトル等が突出してないか。 - パネル類は。母屋等に堅固に固定されているか。
- パネル類の表面に離型材等の油脂類が付着してないか。
- パネル類の表面に脆弱部分がないか。
- 出入隅部分の形状は規定通りになっているか。
入隅部は直角とする。
出隅部は小面取りとする。 - ルーフドレンの種別は防水工法にあっているか。
- ルーフドレンの取付け位置は適切か。
- 下地の乾燥は充分か。
防水下地のチェックポイント
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- 既存防水層に雨漏りはないか。
→雨漏りしている場合は、なるべく撤去工法を選択して
ください。 - 勾配は規定通りになっているか、水溜り部分がないか。
→適切な下地調整を行ってください。 - 高圧水洗浄等で、ホコリや汚れは撤去されているか。
- 膨れ部分の処理は適切か。(下図参照)
- 防水層欠損部の処理は適切か。
- ドレンや排水溝廻り等の植物の除去は行っているか。
- パラペットのクラック・欠損部の処理は適切か。
- 改修用ドレンは専用ドレンが使用されているか。
(鉛ドレン・銅ドレン) - 立上り部の防水層の処理は適切か。(原則として撤去します)
- 既存防水層に雨漏りはないか。
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- 既存防水層に雨漏りはないか。
→雨漏りしている場合は、なるべく撤去工法を選択して
ください。 - 新規防水層は絶縁工法が採用されているか。
- 勾配は規定通りになっているか、水溜り部分がないか。
→適切な下地調整を行ってください。 - 高圧水洗浄等で、ホコリや汚れは撤去されているか。
- 適切な下地調整が行われているか。
- 伸縮目地の処理は適切か。(撤去してメジテープ等で処理)
- ドレンや排水溝廻り、伸縮目地等の植物の除去は行っているか。
- 平場及びパラペットのクラック・欠損部の処理は適切か。
- 改修用ドレンは専用ドレンが使用されているか。
(鉛ドレン・銅ドレン) - 立上り部の防水層の処理は適切か。
(原則として防水層および保護層は撤去します)
- 既存防水層に雨漏りはないか。
施工管理のチェックポイント
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- プライマー・接着剤等は十分に撹拌して使用しているか。
- プライマーは規定量を全面にムラなく塗布しているか。
- 塗布したプライマーは十分に乾燥しているか。
- 断熱材を施工する場合、接着剤は規定通りに塗布しているか。
- 出入隅及び出入隅角部に、規定の増張りをしているか。
- ドレン、パイプ廻り等に、規定の増張りをしているか。
- ルーフィング接合部を、逆張りにしていないか。
- ルーフィング接合部の重ね幅は規定通りになっているか。
- 張り付けたルーフィングに「シワ・膨れ」等が生じていないか。
- ルーフィングの下に小石などの異物がないか。
- 立上りは規定の高さまで施工しているか。
- 張り仕舞処理は規定通りになっているか。
- 仕上塗料は規定量を全面にムラなく塗布しているか。
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- プライマー・接着剤等は十分に撹拌して使用しているか。
- プライマーは規定量を全面にムラなく塗布しているか。
- 塗布したプライマーは十分に乾燥しているか。
- 出入隅及び出入隅角部に、規定の増張りをしているか。
- ドレン、パイプ廻り等に、規定の増張りをしているか。
- ルーフィング接合部を、逆張りにしていないか。
- ルーフィング接合部の重ね幅は規定通りになっているか。
- 張り付けたルーフィングに「シワ・膨れ」等が生じていないか。
- ルーフィングの下に小石などの異物がないか。
- 立上りは規定の高さまで施工しているか。
- 張り仕舞処理は規定通りになっているか。
- 断熱材を施工する場合、接着剤は規定通りに塗布しているか。
- 絶縁用シートは規定通りになっているか。
- 立上り際に成形緩衝材が施工しているか。